OsiriXから情報を取り出す方法 その③

OsiriXからの情報取得により得られたデータは、様々な場面で活用されると思います。

その①では、OsiriXの基本機能によるデータ出力を紹介しました。

その②では、OsiriXのDBとLibreofficeのBASEを連携することで情報活用する方法をご紹介しました。

その③では、OsiriXのDBから必要に応じた情報の取得を試みています。

DB Browser for Sqliteをインストールします。(サイトはこちら

「Opendatabase」から書類フォルダにあるOsiriX Dataフォルダ内のdatabase.sqlを選択します。

browzer

「Execute SQL」を選択し、取得したいデータに応じたSQL文を書き込みます。

excute

例として、ID、氏名、生年月日、性別、検査日、モダリティ、STUDYNAME、ACCESSIONNUMBERのSQL分を提示しておきます。

SELECT ZPatientID,ZNAME,date(ZDATEOFBIRTH+978307200,’unixepoch’,’localtime’)
,ZPATIENTSEX,datetime(ZDATE+978307200,’unixepoch’,’localtime’),ZMODALITY,ZSTUDYNAME,ZACCESSIONNUMBER FROM ZSTUDY ORDER BY ZDATE

※Unixepochの標準とMacの標準に差があるため日時を調整する計算式が入っています。

実行すると結果が表示されるので、それを出力します(CSV出力)。

export

これで必要なデータを取得することができます。

作成したSQL文を保存したり、保存したSQL文を呼び出したりすることもできます。

保存

browzer save

呼び出し

browzer open

以上です。

OsiriXから情報を取得したい方は、ぜひ試してみてください。

参考になれば幸いです。

 

 

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