地域連携の先にあるもの

今年もモダンホスピタルショウに行ってきました。

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連携や地域包括ケアを中心とした製品が多くありました。

今の潮流を反映しています。

機能も充実しているので、地域で連携を行いたい施設があつまれば、地域連携をすぐに運用できると思います。

また、平成28年度の診療報酬改定から、地域連携にて共有された情報についての点数が取れるようになったこともあり、連携に参加する施設も増えることも想定されます。

医療機関間の情報共有といろいろな仕組みを活用することで、医療費を削減することができるかもしれません。

しかし、一方で医療機関における情報共有の有益性のみが追及されており、患者本人への還元できる機能が少ないようにも感じられました。

個人的には共有される情報は、患者本人から発生した情報として患者本人へ戻すことも必要と考えています。患者に渡る情報については議論が必要ですが、渡された情報については患者本人の意思に基づいて運用される仕組みがこれから必要だと考えます。

その考え方に基づいて、次回構築する地域連携のしくみにはその機能と運用を取り入れていこうかと考えています。

最終的にはPHRを構築できればとおもいます。

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