関東医療情報技師会の勉強会に参加しました。
地域包括ケアに含まれる在宅医療や介護福祉についての取り組み事例を医療情報の視点から考えてみるといった勉強会でした。
中でも印象に残ったのは、笠間市の事例です。
行政が中心となっている介護健診ネットワークです。(HPはこちら)
患者の同意を得た上で行政のもっている情報を公開し、介護や医療に関わる方へ共有するというもの。
ケアマネージャーや介護事業者などの事務的作業が軽減され、正確な情報を入手することができるのが良い点です。しかし、それぞれの事業者には大小違いがあるがそれなりのシステムで運用されているので、PDF形式による情報伝達となっています。
しかし、これまで個人情報保護条例などで個人情報を外部へ公開するという行政のハードルを越えていることには驚嘆しました。地域住民のためであれば行政もここまで動けるのだということを改めて教えてもらいました。
これからも課題や検討など色々とあるとおもいますが、笠間市には頑張っていただきたいと思います。
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