ファイルメーカーとOsiriXを使用した読影システムの構築を行ってみました。
これまでの記事では、
〇 ファイルメーカーからOsiriX起動
〇 OsiriXからの属性情報の取得
などを挙げてきました。
それらを応用して現場に合うシステムの構築を試みたのでご紹介します。
基本的な流れとしては、
- OsiriXに画像を取り込む
- レポーティングを開くタイミングで、OsiriXの情報を取得
- レポーティング上へ画像情報を反映(患者名や日付等)
- 得られた情報を元にOsiriXから画像を呼び出す。
となります。
一連の動作の動画を作製したのでご覧ください。
構築時のポイントとしては、
何の情報で画像を呼び出したいのか?
患者名、患者ID、検査日時、検査IDなどからどの情報で画像を呼び出したいのか考えてから、OsiriXDBから情報を取得して、処理文を作ってみてください。
レポートを閉じるときや異なる患者へ移るとき
画像を切り替えるだけなのか、一旦画像を閉じるのかを決め、それぞれのScriptをFileMakerで作成し処理をしてみてください。
以上、現場の運用に合わせて構築した一例を紹介しました。
これからも現場に対応できるしくみを考えていきます。
コメント