地域包括ケアを行う中で、多職種の連携をとることが必要なことは既にご存知の通りです。
地域によってそれぞれの特性があるとおり、コミュニケーションにも差があると考えます。
今回参加した集まりでは、医師とケアマネに焦点を合わせた内容となっていました。
- 医師による看取り
- ケアマネが経験した在宅医療から看取りまで
- 訪問看護師による在宅医療の現実
以上の様々職種から見た在宅医療についての事例発表でした。
ポイントとして、在宅医療へ移行する際の患者やその家族へのアセスメントは重要で、その後の在宅医療と看取りへかなり影響することが分かりました。加えて、医療的な問題にケアマネが遭遇したときに医師への連絡について医師側から拒むことなく受け入れる体制をとることを提示したことで、医師とケアマネのハードルが下がったように思えます。
また、事例とは関係ないが連携に対する質問として、在宅医療へ移行時や処方変更時や残薬のチェックなど、かかりつけ薬局の存在や普段からの「気づき」の重要性も示唆される内容でした。
これらの事例からケアマネがどのように関与するべきか、それぞれのケアマネが考えてチームの要として機能してくれることを望みます。
コメント