モダンホスピタルショウ2019

システム

今年も参加してきました。

今回の調査テーマは、

  1. 被ばく線量管理システム
  2. データ標準化

この2つに絞って見て回りました。

被ばく線量管理については、2020年4月から義務化ということで、

様々なベンダから製品が展示されておりました。

基本的な機能は多くのベンダ抑えて、さほど変わりませんが、

業務に貢献できるツールがついているものが現場受けしそうです。

また、義務化の範疇を超えている管理機能を独自につけているベンダも多数ありました。

定義された診断参考レベルDRLsとの比較を行い、

個人被ばくや施設における部位別やプロトコール別の管理を行うことを対象としていますが、

SSDE204や220を行える機能もありましたし、

管理指定機器以外のX線に関するものも対象として機能を有しているベンダもあります。

各社、工夫が見られていました。

 

データ標準化について、地域連携等行う上で必要な知識として情報収集しています。

今後、国による保健医療ネットワーク等と様々なステークホルダーが接続するためには、

標準化が必須ですが、その接続はSS-MIX2を基準としています。

次世代の標準化としてIHEでも盛んに取り上げられている

「FHIR」

について色々知ることができました。

応用すれば、医療者と患者を結ぶことができるということや、

医療情報の双方向の通信が可能ということです。

地連だけでなく、病院内でもその仕組みが業務の補助を行なってくれるかもしれません。

まだまだ勉強していきます!

 

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